運動前にストレッチを行っている人も多いかと思われます。

実はストレッチの方法、考え方が少し変わってきていることをご存知でしょうか。

今日は「ストレッチ」について紹介していきます。

一般的ストレッチと聞くとゆっくりと筋肉を伸ばして静止する「静的ストレッチ」を思い浮かべる方が多いかと思われます。もちろんこれは間違いではないですが、運動前は「静的ストレッチ」は行わない方が良いみたいです。静的ストレッチは、瞬発力が低下する恐れがございます。

下記サイトで紹介しておりますが、大学生11人を対象にストレッチが足を伸ばす能力にどう影響するか動的ストレッチ、静的ストレッチ、何もしないの3条件で調べたところ、静的ストレッチ後は5.1％低下、何もしなかった後は4％低下したが、動的ストレッチ後は10.1％増加したみたいです。さらに、米英豪などでも動的ストレッチをした場合、短距離走やジャンプ力などの瞬発力が向上するという研究結果も多数あるようです。

http://apital.asahi.com/article/hiketsu/2015092600008.html

（参照サイト：運動前は「動的ストレッチ」が有効 動作つけて筋肉を伸縮）

また、昔から怪我の予防のために静的ストレッチを行うと教えられてきましたが、運動前に静的ストレッチのみと動的ストレッチを比較しても怪我をする割合に差はなかったとも言われています。

まとめると、運動前は動的ストレッチを行い、運動後は静的ストレッチをすると効果的ということですね。運動前に静的ストレッチをするにしても軽く行うようにしましょう！

～今日の筋肉あるある～

マッチョ＝短髪のイメージをやめてほしい

今日も頑張りマッスル！

参照

運動前は「動的ストレッチ」が有効　動作つけて筋肉を伸縮